前回に続いて、お墓のお掃除のコツその2です。
今回は、お墓の文字の中の汚れ取りの「コツ」を、ご案内致します。
彫刻文字の中は、結構汚れが残っていたりしますが、歯ブラシを使ったり、色々と工夫をされている事だと思います。
でも、奥の方は歯ブラシの先も届かず、諦めていらっしゃる方もお見えになると思いますが、そこで、彫刻文字の奥まで綺麗に汚れを取り除く方法の手順をご説明致します。
まず、ご用意して頂きたいのは、汚れを取り除く為の「ブラシ」ですが、ホームセンターで、ブラシの先が、細くて、奥まで入りやすいブラシが販売されていますので、出来ればそれをご用意下さい。
無ければ、古い歯ブラシでもいいですが、先が丸く跳ね上がってる状態のがあれば、尚良いと思います。
次に、爪楊枝(後ほど使い場所の説明があります。)
そして、霧吹き(水の出方が調整出来るものをご用意下さい。)に、タオルです。
では、順番に手順のご説明です。
まず最初に、ブラシで彫刻文字内の汚れを取り除きます。
この時に一つご注意して頂きたいのは、彫刻文字は、彫ってある部分がかなり鋭角的な箇所もありますので、
ブラシで汚れを取るのに気を取られ、ブラシの柄で、鋭角的な部分を、欠かしてしまうこともありますから、気をつけて下さい。
次に、ブラシが届かない奥の汚れですが、よくあるのが「蜘蛛の巣」で、奥にある場合は「爪楊枝」で取り除きます。
この様に、ブラシと爪楊枝で汚れを取り除いたら、霧吹きの水の出方が写真の様に、ピューッと一直線状になるように調整をして、彫刻内部の洗浄をします。
この時の「コツ」は、かけた水が跳ね返って来ないように、タオルでガードしながら、洗浄して下さい。
そうしないと、まともに自分に汚れた水が掛かってしまうことがあります。
汚れが取れましたら、後は、硬く絞ったタオルで、「トントン」と叩きながら、吹き上げて完了です。
ご参考になりましたでしょうか。
次回は、剥がれてしまった彫刻文字の「色入れ」についてです。
お墓の文字の色入れはコチラ
ご閲覧ありがとうございました。 木村