取っても取っても、生えてくる雑草ですが、もっともその雑草を取りに行くのが、お墓参りだとも思うのですが、広い墓地だと、かなりの時間も掛かると思います。
そこで数年前に登場したのが、墓地内に敷設する「防草マサ土(まさど)」です。
早速施工に取り入れ、敷設しましたが、二年半前にお墓の傾き直しと、クリーニングを承った際に防草マサ土も同時施工したお客様から、今回、墓誌版新設のご依頼を承りました。
いい機会だと思い、防草マサ土の効果は、どんなものかと確認に行きましたが、見事に防草効果は、発揮されてると思います。
メーカー側の説明では、5年から6年程は、効果があるとの説明でしたので、敷設後二年半なら、当然といえば当然ですが、この墓地環境で、しっかりと防草効果があるのなら、5〜6年ごとに敷設しても、費用対効果は、充分にあると思います。
ちなみに、こちらの墓地の場合、防草マサ土の敷設費用は、3万円ほどです。
百聞は一家に如かず ご覧下さい。
前回工事を承った状況です。基礎を打って無いんですね・・・。最近、傾き直しのご依頼が多いです。
クリーニングも同時に承りました。
傾きを直した後の、防草マサ土敷設です。
下地を整えます。この時に、雑草を根からしっかりと取り除きます。
防草マサ土の前に、通常のマサ土を敷設します。
次に、防草マサ土が均一になるように、配置しておきます。
防草マサ土を敷設して行きますが、大切なのは、「隅」です。防草マサ土が、墓地面を覆い被さるように、隅をコテで、抑えて溝を付けて行きます。
完成です。
お墓も、クリーニングでこんなに綺麗になりました!
・・・で、二年半後の状態です。
いかがでしょうか。
費用を掛けずに、確実に防草するのであれば、セメントを薄く打てば済むことですが、
こちらのお施主のように、土だけでのご要望をされる場合もあります。その時は、やはり
「防草マサ土」を、お勧めします。
ご閲覧ありがとうございました。 木村