洋型に限らず、和型墓石でも増えてきています。
今では彫刻技術もすごく発達し、色々な彫刻技法で、思い出の品や、お気に入りの柄を墓石に彫刻することが
可能になりました。
今日、お墓開きをさせて頂いたお墓にも、亡きご主人がいつもお手入れをされていたという「松の木」の小枝
を影彫りで再現致しました。
お施主にも「松の小枝」の影彫りに喜んで頂き、お墓も墓誌版を組み込んだコンパクトなデザインで、また
墓前灯篭のような石製ローソク立てが独立して設置してありますので、機能的かつ高級感溢れるデザインだと
私も自負しております。
実は、この墓前灯篭のようなローソク立てのあるデザインですが、当店の一番人気のデザインです。
立派なお墓が出来上がり、一安心しました。
今後とも末永くお付き合い頂けますよう、お願い申し上げます。
ありがとうございました。
さて、前出のお墓に彫る技法ですが、今回の影彫りの他に 拝石(はいせき)部分によく使われる「サンドブラスト」
花がらなどによく使われる立体彫刻「ファントーニ」などがあります。
また、彫刻ではなく、図柄を石で作り、それをはめ込む技法「象嵌(ぞうがん)」もあります。
サンドブラストによる拝石彫刻
ファントーニによるカサブランカ彫刻
象嵌(ぞうがん)による花がら 桜
影彫りによるカロート内の釈迦
ご覧のように現在では、色々な方法で彫刻を施す事が可能になっています。
お客様が書かれた書体や図柄、また写真なども彫刻可能です。
お墓建立時には、是非石屋さんに相談してみてください。
彫刻だけでもオリジナルにすることで、ご家族の気持ちのこもったお墓になると思います。
木村
ラベル:彫刻