八事霊園での御建之です。
純和風に、基本の巻石による外柵。 削り出しの拝石(はいせき)滑り止めに、墓誌版。
基本になる墓石です。
一見、ごく普通の和型墓石ですが、所々におしゃれなデザインを施してあります。
竿石のすぐ下の上台(うわだい)には、切り出し亀腹(きりだしかめばら)という、台の上の方を削り出しで
少し段差を付け、その下からR形状で整えてあります。(亀腹)
その下の石、中台(なかだい)も亀腹加工が施してありますが、これは一般的なデザインで、特徴はその下の
四ツ石(よついし)にも、同じように亀腹加工が施してあります。
同じ和型でも、少し手を加えて上げれば、新しいデザインの和型かな?と思えるほど、綺麗なお墓が完成します。
採用した石材は、インドのアーバングレーですが、淡い緑が新緑をイメージする、爽やかな色目の石材です。
お引き渡しの際、お施主のお喜びの笑顔を拝見でき、良いお墓が出来て何よりです。
お施主の御家族の皆様、今後共よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。 木村