Kpanel石のきむら.pdf
石のきむら 免振基礎Kパネル工法
この工法は、特殊なパネルを敷設することで、地盤と基礎を切り離し、家屋倒壊の原因となる「キラーパルス」を軽減する施工方法です。
キラーパルス参考サイト 住友ゴム工業株式会社 MIRAIE
また、同時に基礎と地盤を分離することで、地下からの永続的な湿気を遮断します。
常に上がってくる地下からの湿気は、降雨とは違い絶えず発生していて、それらが地上の建立物に悪影響を与えることは、よく知られていることです。
日本石材工業新聞にこれに関する記事が掲載されていましたので、掲載させて頂きました。
(転載お許しください。)
siryou.pdf
以前から当店では、この問題を軽減するため、基礎に防湿シートを敷設していましたが、この記事を読んで、さらに免振効果もプラスした工法が、Kパネル基礎工法です。
マイベストプロ 画期的免震基礎工法! K・PANEL キラーパネル
マイベストプロ 尾張旭市平和墓園 防湿シート敷設
お墓に防湿シート 過去ログ
従来の基礎は、圧接した地盤に割栗石を敷き詰め、コンクリートを流し込んで地面と一体化させる基礎の打ち方ですが、今でもほとんど、この基礎工法を行っていると思います。
中には、コンクリートの厚さを寒冷地ではない地域でも、50cm、60cmと厚く打つ業者もいるようです。
当然、その施工費は素晴らしく高額になると思いますが・・・。
実際、ある方から他店の請求内容の相談があり、見させてもらうと基礎工事が¥318.000となっていました。
弊社でも何度も工事に入っている墓地ですが、ごく普通の地盤の墓地です。強固な基礎が打ってあればまだしも
基礎内容は不明で未確認との事でした。
その請求書
また、最近は供養の仕方が多様化してきた結果、引き墓(墓じまい)がとても増えてきており、この流れは今後も続くと思います。将来引き墓もあり得ると考えられた方が良いかもしれません。
現に今のデザイン墓は、代々墓というより個人墓のイメージが強くなっています。
先々の御子孫が建て替えても良いと、それを前提に建立されるお客様が多くなっています。
その際の負担を軽くしておく事も必要かもしれません。kパネルや防湿シートを敷設する事で基礎撤去が素晴らしく軽減できるので、そういった意味でもこの工法は評価されているのでしょう。
すいません、前置きが長くなりましたが、そんな最新工法を取り入れ尚且つ、デザインも最新のカーサメモリアを採用したデザインがこちらです。
舞桜のサンドブラストを多めに彫り、施主にお持ち頂いた旦那寺住職による書「和」を忠実に彫り入れました。
お墓の周りに白い玉石が敷設してありますが、これがkパネル免振基礎工法の特徴である「緩衝帯」です。
デザイン的にも綺麗だと思います。
お引渡し時、施主ご家族にとても喜んで頂けたのが何よりです。
お引渡し後はすぐ晒を巻いて竿石を守り、後日 桜咲く春日和に無事建碑法要を執り行いました。
建ててみるとやはり黒御影は見栄えます。しかし手入れもそれなりに必要になりますので、建立後のメンテナンス(無料アフターサービス)にも気が抜けません。
石のきむらのアフターサービス
最近の黒御影は、あの「深い艶」を出すため、OIL を塗っていますが(公表していませんが)、このOILを塗布した「艶」と塗布しない場合の「艶」をお客様に見て頂くために、サンプルを用意します。
やはり天然の「艶」がいいですよね。
ご閲覧ありがとございました。
石のきむら 木村