2016年04月02日

開眼式  瀬戸市小田妻(おたずま)の墓地

素晴らしい春日和に開眼式です。

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抜けるような青空に 気持ちの良い風が吹き抜け、冬の間小さくなっていた体がグ〜ンと伸びあがるようです。
日本には春と秋があり、既設が明確に分かれているので節目節目を大切にする習慣が根付いたのでしょうか。



春は色々と新たなはじまりのある季節です。
また、畑には種まきや、苗の植え付けなど、収穫の秋に向かって新たな作業の始まりの季節でもあります。



今回のお墓は、純和風で外柵も延べ石による基本的な巻石外柵です。

名古屋型スリン付き墓石ですが、墓地も広いため、施主は九寸型でご建立されました。
最近では九寸以上でご建立される方は珍しく、これも今の世の中を反映しているのでしょうか。

使用した石種は、よごれも目立ちにくく、手入れも簡単な石材をご希望で、色も付いていた方が良いとのご希望でしたので、比較的石質も良い濃いグリーンの石種をご案内しました。


完成したお墓
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青空に映えますね。いいお墓が出来ました。


施主にご確認いただき、早速晒を巻きます。無垢で清浄な状態を開眼で精を入れるまで守ります。

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開眼式
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晒を取り精入れをしました。これでようやく「お墓」になった訳です。
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一つ一つお墓を作り、精を入れるのを立ち会う度に、私自身の心も清められていくように感じます。

仕事をさせて頂き尚且つ、ありがたい場に立ち会わせて頂けることに、いつも感謝しています。




私のような煩悩の塊は、もっともっと精進しなければいけませんね。合掌





ご閲覧ありがとうございました。



石のきむら 木村




posted by キムラです。 at 20:43| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする