2019年03月21日

名古屋東樹木葬墓地 御彼岸法要

 こんにちは。ブログを拝見して頂きありがとうございます。

おかげさまで墓石店というとてもマイナーなブログにもかかわらず、多くの方に訪問して頂き、感謝の念が堪えません。

建墓やお墓のメンテナンスに少しでもお役に立てればと思い書き始めたブログですが、始めてもう9年が経ちました。
途中かなり抜けてはいますが、何とか続けてこれたのも皆様の訪問のおかげだと感謝しております。

これからもお役にたつ情報発信に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。



 さて、今年の春のお彼岸はあいにくのお天気となりましたが、それでも午前中で雨は上がり、お墓参りへ来られる方が多く見受けられました。

昨年OPENした名古屋東樹木葬墓地も初めてのお彼岸法要を迎え、足場が悪い中多くの参拝者が訪れました。

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開園以来、実に多くの方にご見学を頂き、すでに100区画近くをご利用いただいています。


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従来のお墓に限らず、「御骨を埋蔵する」という形態が今、大きく変化してきていることを肌で感じていますが、また「供養をする」という気持ちも以前にもまして強くなっていることも感じています。


墓石価格も以前のように大きな価格差はなくなり、ほぼ同じような価格に落ち着いてきています。


ただ価格が安いからその石材店を選ぶという選択ではなく、地域に密着しているか、仏事に詳しいか、また詳しいだけではなく経験から疑問に関して的確なアドバイスがしてもらえるか、ということも重要なポイントだと思います。


石材に関して言えば、その店独自の呼称で石を案内するところは、その石の正式な石種名を確認してください。
それにこたえられない石材店は問題外でしょう。

きちんとした石種名があるのですから、石種名がないという事はありえません。



話がそれてしまいましたが、お彼岸法要に多くの方が参拝に来られ、あらためて気が引き締まる思いをしましたので追記させて頂きました。

ご覧いただきありがとうございました。





posted by キムラです。 at 16:47| 愛知 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月20日

早春の元善光寺

早春の飯田街道で元善光寺へ参拝です。
昨年善光寺参りをしたので、今回は元寺へ参拝です。

今日はとても暖かく、半袖でも少し汗ばむ陽気で高原道路も窓をフルオープンでとても爽快な気分を楽しめました。


飯田街道はご存知R153ですが、平日は車もとても少なく、気持ちの良いドライブが楽しめます。

地元には同じような道が沢山あるので、ドライブコースには恵まれていると思います。

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posted by キムラです。 at 20:58| 愛知 ☁| Comment(0) | 寺院・神社巡礼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カーサメモリア MYABI+SOU

カーサメモリア MYABIをベースに、SOUの竿石を設置しました。
また、その竿石にはMYABIのアーチを追加してあります。

墓誌もMYABIデザイン独特の外柵アーチに負けないように、バランスを考え、厚みを持たせてあります。

ローソク立ては、お施主による全くのオリジナルで、拝石入口の切り替え部分も、MYABI外柵デザイン独特のR形状に合わせてR形状にしてあります。

使った石は、最近とても人気のあるインパラブルー。そこにアクセントとして白御影石部分はポルトガルのSPIを使用しました。

MYABIデザインは独特のR形状が特徴のデザインですが、オリジナルデザインは間口が2mあるため、その独特のR形状が見事に収まっています。
しかし今回はその約半分の間口のなので、R形状がどう収まるか正直不安でした。

でも完成した作品を見て、とてもバランスが良かったので、一安心しました。
お施主のアイデアで、竿石に横幅の広いSOUの竿石を使った事で、バランスが取れたのだと思います。

デザイン暮石がどんどん個性的になってきていますが、単に見栄えの良い暮石デザインを提案するのではなく、そこに施主と一緒になって永代に渡って引き継がれる「メッセージ」を織り込まなくてはいけません。

それが「暮石」たる所以だと思います。

供養の多様化が進む中、どのような供養であっても「メッセージ」は織り込みたいですよね。

さて、お墓開きまでの間邪気除けのため即晒布を巻いて待機です。


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posted by キムラです。 at 19:55| 愛知 ☁| Comment(0) | カーサメモリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月10日

墓石への撥水ケミカル剤を考える

以前、墓石の白いシミについて問い合わせを頂いた事がありましたが、お話をお伺いすると、墓石御建立時に撥水剤塗布をされたとのことでした。

当時の撥水剤は墓石表面を覆ってしまうようなケミカル剤のようで、墓石の裏面(地面に接する部分)、側面上面などすべてコーティングすれば問題はないのですが、建立後に塗布した場合、地面からの湿気が石材の内部に溜まり、バクテリアなどが発生してシミが浮き出てきます。

塗布したケミカル剤をすべて剥離すればある程度進行を防げるようですが、剥離するにはそのケミカル剤の成分表が必要なので、現実的に剥離はかなり難しい作業となります。

そのようなことがあったので、ケミカル剤の塗布は敬遠されてきましたが、最新のケミカル剤はとても素晴らしく、石材の
「細孔(とても小さな穴)」を塞ぐことなく石材に浸透するため、御建立後の塗布でも「石の呼吸」を妨げることがないので、効果的に墓石の「保護」が可能になりました。

そこで、早速テストをしてみた画像がこちらです↓

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テストに塗布した石材はG614という石材で、比較的吸水率の多い石種です。

お分かりになりますか?
塗布した部分は全く水を吸っていません。この写真を撮っているときも雨が降っていました。

塗布したのは、三カ月前です。



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撥水効果が良くわかります。



ケミカル剤は、特に石材のような常に「呼吸」をしている対象材の場合、間違った使い方をすると、後々余計な手間がかかってしまう事もあります。

なので適切な情報を得ず、ケミカル剤の使用を敬遠するのではなく、新しいケミカル剤があれば試しに使ってみて、実際の効果はどうなのか検証をして、良いケミカル剤だと判断できれば、積極的にご案内することも必要だと思います。

ご建立後かなり経過した墓石の「濡れ色」や、前述の「白いシミ」など、お困りであればご相談ください。



ご閲覧ありがとうございました。


木村


posted by キムラです。 at 17:35| 愛知 ☔| Comment(0) | 補修・リフォーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする