2016年10月19日

禅と心のかたち 〜 特別展 名古屋市博物館

午後から時間が取れましたので、久しぶりに美術館か博物館へ行こうと調べたところ、
名古屋市博物館で曹洞宗の総本山、總持寺が所有する至宝の特別展がありましたので、いそいそと
出かけました。

名古屋市博物館.JPG

禅と心のかたち.JPG


特別展へ行く前に、總持寺の事をざっと調べると、永平寺と並ぶ曹洞宗の総本山で、元は石川県の輪島に
あったようですが、明治の時代に全焼し、それを機会に現在の神奈川県横浜市に移転されたようです。

詳しいことはウィキペディア↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B8%BD%E6%8C%81%E5%AF%BA%E7%A5%96%E9%99%A2



曹洞宗と言えば道元(どうげん)禅師が開祖ですが、今回の特別展で瑩山禅師(けいざんぜんじ)、
峨山禅師(がざんぜんじ)が広く曹洞宗を全国に広めたことを知りました。

当時の寺の規約なんかも展示してありましたが、実に簡素で、数行しか規約はありません。

基本だけ伝え、それを元に自分で考え行動しなさいという事でしょうか。

マニュアルが溢れている現代とずいぶん違うようです。

当時の仏像や、製作した時代がわからないくらいの仏画、仏像も展示してありましたが、実に細かい所まで
丁寧に作り上げており、それが現代まで保存されている事に、改めて感心させられた次第です。



歴史を感じさせる仏画、仏像を見ていると、自分の存在がとても小さく、しかしとても大切な存在である事が、
ひしひしと伝わってくるようで、少しは心が落ち着いたようです。




ご閲覧ありがとうございました。

木村



posted by キムラです。 at 21:24| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック