2016年06月25日

墓地にステンレスの手すりを設置  尾張旭市聖平坂墓地(川南墓地)

ブログのアップがなかなか出来ず、一か月が過ぎてしまいそうなのでコツコツとパソコンを叩いています。

昨年暮れからの工事は、三月から四月頃までに完成予定が多く、五月、六月の間は、お盆までの完成や、今年後半から、来年完成予定のお客様との打ち合わせで、デスクワークが中心となります。

また、私の地元公営墓地は、毎年5月に墓地の受付を1ケ月間しますので、そういった意味からも、6月以降から、後半にかけて繁忙期となってきます。
ただし、今年は年に一回だった公営墓地の受付が、今年は秋にも受付をするようなので、墓地の申し込みを忘れてしまった方は、秋の受付開始を待ってお申し込みをされたらよろしいかと思います。



さて、デスクワークの甲斐があってか(もちろんお客様のおかげです)、おかげさまで来年の分までご依頼を頂き、市内はもとより、豊田市、大垣市、清須市、安城市、半田市方面など、只今十数件の新規建立を承っています。


本当にありがたいことです。


しかし、甘んじる事なく、今まで以上に精進しなければいけません。


それで、今日のブログテーマの「墓地にステンレスの手すりを設置」ですが、以前墓地区画整理を承った墓地管理組合様から、今回は墓地内に、手すりを設置してほしいとのご相談を頂き、この度、やっとの思いで完成したので、その内容をご報告したいと思います。 →過去のブログ

やっとの思いと書いたのは、実はこの案件は昨年からの案件で、それがこの時期までずれ込んだ訳は、予算の折り合いが付かなかったという理由からです。

決して、管理組合様の予算が厳しいという事ではなく、私が当初踏んでいたステンレス手すりの製作見積が、大幅に違っていて、「なんでそんなに高いの?」というステンレス製作会社からの見積提示が続いていたのです。

これは私の算段が間違えば、そのまま施主への見積もりに反映してしまうので、製作業者の見積もりを、「はい、わかりました。」と、簡単には受け付ける事が出来ません。

施主へ御見積を出す前に、私自身が納得のいかない見積もりを出すわけにはいかず、何社とも掛け合い、「やっとの思いで」納得のいく製作業者を探し出した訳です。

でも、努力した結果、施主にも喜ばれ、出来栄えも素晴らしく、ご年配の方が安心して掴まる事のできる「手すり」が完成して、私も肩の荷がおりました。

では、百聞は一見にしかず、ご覧くださいませ。

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聖平坂墓地ステンレス手すり (1).JPG














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2016年06月03日

2016年06月02日のつぶやき


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2016年06月02日

尾張旭市平和墓園受付結果

平成28年度の尾張旭市平和墓園の受付が5月31日に終了しました。
今年の受付件数です。

2u区画 募集区画数50に対し 23件

3u区画 募集区画数 5に対し 13件

4u区画 募集区画数 5に対し  5件

以上の結果なので、2u区画と4u区画にお申し込みされた方は、多分無抽選で権利獲得になると思います。


昨年は、2u区画は受付数が42件
でしたので、大幅な減少となりましたが、3u区画と4u区画は、ほぼ昨年と同じ受付件数となっています。

今年の受付結果から私個人が思う事は、現在または将来的にもお墓を建立するという意思がより明確な方が申し込みをされ、とりあえず墓地だけ確保しておこうか、という方は申し込みをされなかった、という事でしょうか。

それは、旭平和墓園は建立期限(墓地を確保してからお墓を建立するまでの期限が定められていること。瀬戸市の春雨霊苑では、三年以内に建立しなければいけない)のない公営墓地の為、今でもお墓の建っていない区画が多くある事から推測されます。

また、昨今の「墓じまい」や、「永代供養」などがメディアなどで多く取り上げられた為、供養の仕方として、「お墓」だけでなく、色々な供養の方法を選択できるようになった事も一つの原因かもしれません。

行政や寺院が「樹木葬」や「合祀」を開発、展開させることでお墓を建てる事への使命感が薄れてきているのも事実だと思います。

「心のよりどころ」として一族の要ともなっていた「墓」ですが、その人生の終焉を飾るお手伝いをする私達も、今大きな変化を要求されています。

これからは、「お墓を持っている家」と「お墓を持っていない家」とが両存する事になると思いますが、「お墓」は、「心のよりどころ」となる事には間違いない事なので、是非、慎重に人生の終焉を飾って頂きたいと思います。


それと老婆心ではありますが、旭平和墓園の申し込みを検討されていらっしゃる方は、早めに墓地を確保された方が良いと思います。

なぜかというと、新しい墓地区画の2u区画は現在墓園駐車場から一番遠いN区画となっていますが、今ならまだN区画の入り口近くになります。

毎年受付区画が入り口から奥の方へ移って行くので入り口から遠くなり、さらに奥の方は森に近づく為、冬場の落ち葉が多くなります。
また、森に近づくことで墓石に花粉などが付きやすく、汚れの原因となります。

前記に明記したように、旭平和墓園は墓地を確保した後の建立期限がないので(平成28年5月時点)、生前墓も含め、お墓を建てるご予定の方は、墓地だけ早めに確保された方が良いと思います。


旭平和墓園案内図.jpg

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2016年05月03日

ゴールデンウィークが始まりました

今年のゴールデンウィークは、最長で10日間という超大型連休ですが、今日の5月3日から連休となる方も多いと思います。

それでも、金曜日にお休みを入れれば6連休となるので、やはり大型連休になるでしょうね。

そこでゴールデンウィークはいつ頃から始まったのか、サクッと調べてみました。


ゴールデンウィークという言葉は、宣伝用の和製英語で、1951年(昭和26年)に、大映と松竹が競って製作上映した「自由学校」という映画が5月初旬の連休に公開された所、興行成績がとても良かったので、映画会社が正月映画、お盆映画に並ぶこの時期の動員を促す目的で作られた宣伝用語との事でした。


なるほどね。
昭和26年は私の生まれるずいぶん前の年代ですが、高度成長期に入る頃で、モーレツ社員がバリバリ仕事をこなし、なかなか休みを取る事は難しい時代だったかもしれません。


私もなかなか、連休を取る事が難しいので、今日はお墓の事から離れて、ひと時のバカンス気分を味わいたいと思います。



写真だけですが、リゾート気分を味わえるかな。

写真は、バリ島のヒンドゥ-教総本山ブサキ寺院です。

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南国のビーチです。  
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少しはリフレッシュ出来たでしょうか。




ご閲覧ありがとうございました。


石のきむら 木村






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2016年04月24日

開眼式  晒の巻き直し

今日は完成してお引渡しも済み、お墓開きを待っていたお墓の開眼式(かいげんしき)です。

そして開眼式前日の昨日、お引渡し後に巻いた晒・晒布(さらし・さらしぬの)は、しっかりと汚れを吸収し、精入れ前の無垢な墓石を守ってきましたので、新しい晒布に巻き直してあげます。


お引渡し直後に巻いた晒
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開眼式前日に巻き直した晒
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さて、ではなぜ完成した墓石に晒を巻くのでしょうか?

墓地へ行くと、真新しいお墓に白い布が巻いてあるのを見かけることがあると思います。
それが、完成してお墓開きを待っている、晒の巻いてある墓石です。


皆様もご存知の通り、墓石は「石」で出来ています。

なぜお墓は「石」で出来ているかというのは、後日改めてブログにアップさせて頂きますが、
私たちの住む日本の国は、古くから自然崇拝が生活の中に深く浸透していました。

山、海、土など実に多くの神様がいて暮らしの規律として守られ、信じられてきたようです。

また「岩」なども、神様が宿る対象として多く祭られています。

そして「石」、特に墓石に使われる「御影石」(花崗岩)は、地中に埋まっている岩石ですが、何億年、何十億年ととてつもなく永い年月をかけて出来上がった自然が作った生産物なので、そこから削り出された「墓石」には、何かが宿る、と考えられたのでしょう。

以前にもお墓に晒を巻く事に関してブログに書きましたが(コチラ→ 完成 晒(さらし)を巻く)
、晒の布は古くから神事には欠かす事の出来ないもので、今は木綿ですが、元々は麻布を天日に干して、真っ白にしたのを晒(さらし)としていたようです。

伊勢神宮ではお札を神宮大麻(じんぐうおおぬさ)として配布されていますが、昔はその名の通り大麻(おおあさ)が使われていたそうで、麻は厄除けや穢れ(けがれ)を拭い去る力を持つ繊維とされていたようです。
晒布は元は麻布だったので、晒を巻くことで無垢な状態のお墓を守るという理屈もうなずけます。

また、実際に汚れも防いでくれます。
お引渡し後にすぐ晒を巻きますが、何日か経つとカビが出ていたり、汚れもかなり目立ってきます。

空気中のカビ菌なども防いでいるのでしょうね。

お引渡し後、すぐにお墓開きをされるのなら巻き直しも必要ありませんが、タイミングを合わせてお墓開きの直前にお墓を完成させるのは、現実的に無理なことなので、2〜3週間前には完成する工程を組みます。

なので、どうしてもお墓開きまで何日か空く為、前日に綺麗な晒に巻き替え、お色直しをしています。

お引渡しまで「墓石」を守ってもらった晒布から新しい晒布にバトンタッチをして、お施主に除幕して頂きご家族の「気」を入れて頂くことで「お墓」になるのでしょう。




昔からしている事は、それなりの理由があるのですね。

完成.jpg


ありがとうございました。



石のきむら 木村
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2016年04月17日

引き墓 墓じまい

今日は、お墓の撤去です。

最近よく耳にする「墓じまい」ですが、テレビなどで放映されたせいか、とても多くなりました。
最近では「墓じまい」専門の業者もいるようです。

今のお墓と違って、以前は石を積み上げてあるだけの場合が多く、基礎も打ってないお墓も多くあります。
なので、石屋でなくても解体そのものはそれほど難しい作業ではないため、他業界の業者が始めるのでしょう。

心配なのは、解体後に回収した「墓石」をどのように処分しているか、という事です。
「墓石」は一般の廃棄物とは違い、処理できる所も限られるので、是非ともきちんとした処理をお願いしたいと思います。

でも、墓じまいをする理由がお墓の維持管理なら、わずかな金額で管理をさせて頂いてますので、是非ご相談頂ければと思います。

 年二回のお墓のお掃除、メンテナンス「千引の会」


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ご閲覧頂きありがとうございました。

     石のきむら  木村










ラベル:墓じまい 引き墓
posted by キムラです。 at 13:24| 愛知 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月12日

熊本城

阿蘇山の草千里から熊本城へ向かいました。

何度か九州には訪れていますが、熊本の雄大な自然にはいつも圧倒されます。

山が大きいというか、どっしりとしているというか、とにかく雄大なんです。

神代の時代の日本の国造りのイメージが浮かんできます。

この翌日、熊本の大震災がありました。

被害に合われた方々のご冥福をお祈りいたします。

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2016年04月10日

カーサメモリア新規建立  Shiori1 Shiori2 TanakiNI YukariNI Nagomi 5種組み合わせの続き  豊田市


 先日、施主に何とかデザイン候補を絞り出して頂きましたが、それを元にさらに施主から色々ご希望をお聞きし、大まかなデザインが見えてきました。

新規建立  現地調査  豊田市集落墓地 (過去ログ)




ここまではこんな感じで進めて来ました。



まず、ご希望デザインから、さらにお気に入りの部分をお伺いし、図面を書く前に簡単に合成画像を作ってみます。

建立地
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YukariNIの合成
yukari2 イメージ.jpg

TanakiNIの合成
tamaki2 イメージ.jpg



墓石を建立される方は、すべての方が全くの白紙状態で、知りたい事がすぐわかる家電製品などと違い情報も少ないため、デザインの希望を私どもに伝える事はとても難しい作業となります。

なので、最初に簡単な合成画像を作り視覚することで、白紙だった所に基準となる情報が取り込まれます。
そうする事で、お客様もどんどんデザインのアイデアが生まれてきます。

あとは、そのアイデアを図面化して行くだけですので、私たちの作業もどんどん進んでいきます。


こんな感じで製作現場と打ち合わせを繰り返します。
zumensizi.jpg


さらに修正
iD406S.jpg


それを元に出来上がった図面がこちら
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そのカラーパース
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図面が出来上がれば、使う石の量も数値化されるため、この段階でおおよその予算が把握出来ます。



ここまでで、第一段階です。

もちろん、ここでそっくりデザインが変わる事もあります。

デザインが変わる事なく、決定すれば、使用石材や彫刻内容、図柄の選定に入ります。

実は、ここからが一番施主の悩む所です。



さて、続きはまた後日。




ご閲覧ありがとうございました。



石のきむら  木村





posted by キムラです。 at 14:23| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月02日

開眼式  瀬戸市小田妻(おたずま)の墓地

素晴らしい春日和に開眼式です。

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抜けるような青空に 気持ちの良い風が吹き抜け、冬の間小さくなっていた体がグ〜ンと伸びあがるようです。
日本には春と秋があり、既設が明確に分かれているので節目節目を大切にする習慣が根付いたのでしょうか。



春は色々と新たなはじまりのある季節です。
また、畑には種まきや、苗の植え付けなど、収穫の秋に向かって新たな作業の始まりの季節でもあります。



今回のお墓は、純和風で外柵も延べ石による基本的な巻石外柵です。

名古屋型スリン付き墓石ですが、墓地も広いため、施主は九寸型でご建立されました。
最近では九寸以上でご建立される方は珍しく、これも今の世の中を反映しているのでしょうか。

使用した石種は、よごれも目立ちにくく、手入れも簡単な石材をご希望で、色も付いていた方が良いとのご希望でしたので、比較的石質も良い濃いグリーンの石種をご案内しました。


完成したお墓
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青空に映えますね。いいお墓が出来ました。


施主にご確認いただき、早速晒を巻きます。無垢で清浄な状態を開眼で精を入れるまで守ります。

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開眼式
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晒を取り精入れをしました。これでようやく「お墓」になった訳です。
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一つ一つお墓を作り、精を入れるのを立ち会う度に、私自身の心も清められていくように感じます。

仕事をさせて頂き尚且つ、ありがたい場に立ち会わせて頂けることに、いつも感謝しています。




私のような煩悩の塊は、もっともっと精進しなければいけませんね。合掌





ご閲覧ありがとうございました。



石のきむら 木村




posted by キムラです。 at 20:43| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月13日

開眼式  名古屋市守山区 久岑寺

開眼式が続きます。

毎年この時期は、春のお彼岸に合わせて昨年からご依頼頂いているお客様の建立が多くなります。



今回はとても石目の細かい「糠目(ぬかめ)」を使った和型墓石です。
外柵には、黒竜江省産出のとても石質の安定した高級石材、G1704を採用しました。
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糠目の石は、石目がとても細かいため出来上がりは上品で、しとやかな雰囲気のお墓になります。

価格も高くなりますが、和型墓石をご検討されてる場合は、選択の一つにされてはいかがでしょうか。

ただし、石目の細かい石材はどうしても水の吸い上げも多くなり、石によっては錆の出やすいのもありますので、しっかりと石屋に確認を取る事をお勧めします。



庵治石 香川県
庵治細目黒口標準掲載.jpg

牛岩青石 愛知県岡崎
国産 牛岩青石 愛知.jpg

カラハリ インド産
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G219 中国湖北省
中国産G219湖北省.jpg

G1301 中国湖北省
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G130 中国湖北省
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G632 中国福建省
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墓石材一覧




お墓開きです。
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多くの方が参列され、厳かな開眼式でした。




ご閲覧ありがとうございました。



石のきむら  木村




posted by キムラです。 at 23:44| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月12日

開眼式   尾張旭市平和墓園

晴天に恵まれた今日、お墓開きをさせて頂きました。
準備をしていても、少し汗ばむくらいの陽気です。

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今回ご建立されたお墓は、当店で一番多く建立されたデザイン墓で、その特徴はやはりローソク立てが
左右独立してあり、またステンレス製の風防が付いている点だと思います。


同型の別のお墓です
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墓前燈籠のように、竿石の前、左右に設置されていますので、洋型に多い面積の広い竿石デザインでもグッと表情を引き締めてくれます。

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この墓前燈籠風ローソク立ては、洋型、和型問わず、色々なデザインに組み込みやすく、この旭平和墓園でも
多く建立させて頂きました。


ローソクの火も消えにくく、また風防でローソクを内側に囲むので、火の不始末も起きにくいと思います。
もちろん、お墓参りが済んで帰る時には、火を消して帰るのが一番安心です。


拝石部には、デザイナー墓石 カーサメモリアの数ある図柄の中から「青海波(せいがいは)」をお選びいただき、サンドブラストで仕上げました。

組み合わせにくい図柄だと思っていましたが、とてもいいですね。



まだ風防などの金具は取り付けてありませんが、完成写真写真です。
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カーサメモリアというデザイナー考案のお墓は、墓石デザインだけでなく、彫刻文字やこのようなサンドブラスト柄なども実に多くのデザインを用意しています。

和型墓石の拝石部分や、また墓誌版の淵など応用範囲はとても多く、より想いを込めたお墓創りの一つのアイテムとして、ご利用頂ければと思っています。



デザイナー墓石 カーサメモリア




ご閲覧ありがとうございました。



石のきむら 木村

posted by キムラです。 at 22:28| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月12日

新規建立  現地調査  豊田市集落墓地 

今日は新規建立の墓地現地調査です。

実際に現地に行ってみると、墓地全体の雰囲気やどんな墓石が多く建っているか、どのような石種が多いかなど多くの情報を得ることが出来ます。

また、周りに林や山などがあるか、近くに池や川があるかなど確認することで、地下の「水の道」の有無、地盤などを予想します。

それらを予備情報として確保しておき、お客様のご希望するデザインに対してアドバイスをしていきます。



今回の建立地はこちら
DSC_0059.JPG



間口が広く、奥行きが狭い墓地ですが、二区画を取得され一区画として利用すると、このような墓地面になる事が多いようです。



数あるカーサメモリアデザインの中から、何とか絞り出して頂いた候補がこちら

Yukari NI
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Tamaki NI
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Shiori1
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Shiori2
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Nagomi
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5つのモデルからイイとこ取りでお客様オンリーワンのデザインを創り上げて行きます。



さて、どんなデザインが出来上がるか 楽しみです。





ご閲覧頂きありがとうございます。



石のきむら 木村








posted by キムラです。 at 21:06| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月10日

墓相墓 新規建立と真砂土の総入れ替え 〜 春日井市 潮見坂平和公園

相変わらず、変化の激しいお天気です。

今日は、なんと春一番が観測されたとの事。 このまま春がくるんでしょうか。

でも、明日からはまたグッと冷え込むようです。


今回の現場は、墓相墓といってお墓の建立方法に特にこだわった墓地の、新規建立と、外柵の組み直しと墓地内の墓相用真砂土の総入れ替えを御用命頂きました。


お施主の墓地は、とても広く、入れてある真砂土の量も通常とは全く違う量となります。

また真砂土にもこだわり、京都や各方面の砂も取り寄せ、お施主と相談しながら採用する真砂土を決定しました。


砂の入れ替えが済んだら、瀬戸内の北木島で製作した新しい墓碑の設置となります。


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お墓は、草が生えたら取る、汚れたら洗ってあげる、文字の色が剥がれてきたら入れなおしてあげる。

墓石が傾いてきたら直してあげて、外柵が緩んできたら組み直す。



ごく自然なことだと思います。


お墓だからといって、腫れ物に触るような事は必要ないと思います。


誰だって綺麗な方が、気持ちが良いもんですよね。





ご閲覧頂きありがとうございます。  木村



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2016年02月06日

実は人気デザイン  オンリーワンデザイン プレート型墓石   尾張旭市平和墓園

デザイン墓でのご建立がとても多くなっていますが、そんな中、ひそかに人気のあるデザインが、
こちらのプレート型デザイン墓石です。

石のきむらオリジナル
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このデザインを起こしたきっかけは、娘さんが東京にお住まいで頻繁にお墓参りに行けず、またお父様もご高齢なので、汚れにくく、手入れも簡単なデザインをご希望され、考案したデザインです。


特にお線香、ローソク廻りと、お水鉢の水垢が付かない工夫をご要望でしたので、火廻りを一工夫させて頂きました。



ラフ書きからデザインしたカラーパースを元に、完成したお墓がこちらです。
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建立したのは3年前。

突起部分がほとんどないので、自然の砂埃や落ち葉なども、降雨や風で流されていきます。

弊社のアフターサービスで、建立後3年間お墓の清掃とメンテナンスを行っていますが、実際清掃も楽ですし
やはり目立つ汚れも確認できません。

特に汚れが溜まりやすい花筒廻りが、このデザインにはないので、いつもスッキリ綺麗な状態です。




先月も1基建立しましたが、さらに手を加え正にオンリーワンのプレート型墓石が、新たに完成しました。
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墓石に繋がる拝石を、大胆にサンドブラストを掛け、オール共石の表情に変化を付けます。
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今、デザイン墓は進化し続けています。

お墓の形状が自由にデザインできる風潮になってきているのも一つの理由だと思いますが、
デザインが進化している根拠は、やはり「手入れのしやすいお墓」が求められているのかもしれません。

いつも綺麗なお墓は、やっぱり気持ちがいいですよね。





ご閲覧ありがとうございました。



木村








posted by キムラです。 at 18:28| 愛知 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月30日

今年初の開眼式  尾張旭市平和墓園

天気予報が、開眼式当日は雨でしたので心配でしたが、前日から雨が降り出し、当日も傘を用意しましたが降雨が一日早まったようで、その心配の必要はなくなりました。

お墓開き
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実はこちらのお墓、最初に建立後、建て替えをしたお墓です。



当初、コンパクトなお墓がご希望とのことでしたので、小さめのサイズの洋型をご提案し、建立致しました。

最初に建立したお墓がこちら
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出来上がって施主奥様に立ち合い確認をしてもらいましたが、その前で私と二人「う〜ん・・・・・」

やはり何か物足りないな、と思っていましたが施主も同じ思いの様です。




「完成しましたが、いかがでしょうか・・・」

「え〜っと、なんかしっくりとしないんですけど・・・」

「ですよね・・  やはりもう少し外柵を大きくした方がいいかもしれませんね」

「でも、完成してますから、修正は無理ですよね・・・・・」

「いえ、やりましょう。まだお墓開きは先ですし、最初から作り直ししましょう!」

「いいんですか?!」

「大丈夫です!お任せください」




という訳で、新しい外柵や追加部品のみご予算を頂き、使わなくなった外柵部材は店の展示品として無料で引き取らせて頂きました。




後日出来上がったお墓がこちらです。
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立派になりました。

今度は、私も施主も納得です。

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今回、初めてのケースでしたが、私自身も今一つ納得がいかなかったので、すべて建て直しましたが、やって良かったと思います。


何より施主がお喜びになられたことで、私も一安心です。




でも、職人共々、大変でしたけどね。




ご閲覧ありがとうございました。




石のきむら 木村




posted by キムラです。 at 23:09| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする